=15年間で分娩休止1033病院=

不妊治療中の夫婦には
必ず知っていて欲しい情報。

いや
知っていないと危険である。

2000年代
産科医療が「崩壊の危機」と言われた。

救急搬送の「妊婦たらい回し」から始まり
分娩休止をする医療機関は後を絶たない。

(事実上、分娩休止ではなく分娩廃止)

2019年に入って
報道された大きな病院だけでも

●西吾妻福祉病院(群馬県)
●大津市民病院(滋賀県)
●さぬき市民病院(香川県)
●奈良県西和医療センター(奈良県)
●兵庫医科大学ささやま医療センター(兵庫県)
●至誠会第二病院(東京)

が分娩を休止。

報道されない小さな病院の
分娩休止も多数ある。


=分娩休止の理由は、産科医不足=


※20年近く経っても
この国の政府は改善しようとしない。


産科医の当直や緊急呼び出しは多い。


日本産婦人科医会が毎年実施している

「産婦人科勤務医の待遇改善と
 女性医師の就労環境に関する
 アンケート調査報告」によると

1カ月間の
平均当直回数は

〇内科は、 3回
〇外科は、 3回
〇小児科は、4回

〇産科は、5.6回
 他診療科に比べ、突出して多い。


(当直中)産科医の
合計睡眠時間は4.9時間。


■厚労省の通知によると
「宿直は週1回、日直は月1回を限度」
となっている

この通知条件を満たすためには

(当直)
1人体制の場合は産科医が8名
2人体制の場合は産科医が16名が必要。

しかし

現実は

2割の病院が
産科医の常勤は、1名か2名しかいない。

有給休暇の取得や
妊娠や育児による当直勤務緩和が

試算条件に入れば
もっと多くの産科医が必要となる。

日本産婦人科医会では
産科医が少人数では
「分娩施設の維持は難しい」と言う。


今の日本で
=安全な分娩ができるのか=

自分達で身を守るには
どうすればよいのか?

知っていないと危険である。

長くなったので
次回に続く


◇◇◇ 読者へのお願い ◇◇◇

できれば
この記事を読んだ読者には

現在の
分娩休止病院の異常増加を
拡散して欲しい。

これは分娩休止ではなく
「分娩廃止」を意味している。

国民1人1人が声を挙げなければ
政治家は動かない。

報道を見ると

政治家は自分の利益のために
しか動いていない。

現状では
寝不足で疲弊した産科医が
あなたの分娩を担当する。

当然
手術が必要なケースも
起こり得るであろう。

出産は、母子ともに
何が起こるかわからない。

妊娠前から
夫婦で考えておく必要がある。

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