先日
初診の患者さん夫婦から
こんな質問がありました。
『なぜ、病院は体外受精で
妊娠したら成功報酬を取るんでしょうか』
この質問
多くの患者さんから聞かれますが
その答えは
病院に聞いてもらった方がいいと思います。
[東京の有名な病院を例に]
●A病院:成功報酬( 32万4000円 )
●B病院:成功報酬( 38万8000円 )
●C病院:成功報酬( 37万8000円 )
もはや
医療ではなくビジネスですね。
当院に来た夫婦は
4回成功報酬を支払い
その後
4回とも流産しました。
『何が成功したのでしょうか』
奥さんは、泣いておりました。
●妊娠が目的であれば成功でしょう
しかし
患者さんの望みは
元気な赤ちゃんを出産すること。
●病院には成功したと言われ
診察・薬・注射・採卵・精子調整・媒精
培養 ・凍結・移植・オプションなど
各種費用326万円を支払い
妊娠したからと
成功報酬を4回分145万円を支払い
病院で4年間治療して
総額471万円使ったそうです。
問診中
気になった言葉がありました。
ご主人が言った
「残ったのは、心の傷だけです」
という言葉。
●妊娠だけが目的の病院や
不妊治療専門クリニックでは
出産のことまで考えてくれません。
●妊娠40週を乗り切れる様に
母体の治療もしてくれません。
紹介状を書くだけで
あとは後任の病院におまかせ状態。
この記事を読んだ
みなさんは、憶えておいてください。
=妊娠しづらいということは
出産しづらいと言う事です=
妊娠しづらい人が
簡単に
出産できるわけがありません。
そんなに
都合良くありません。
◇当院では患者さんに
よく話す言葉があります。
「妊娠は難しくない
出産の方がとても難しい」
だから
当院では、患者さんが妊娠しても
「おめでとう」とは言いません。
これから
さらに身を引き締めて
赤ちゃんとお母さん
2人分を治療しなければ
いけませんから!
母子ともに元気で
無事に出産して
やっと
「おめでとう」が言えます。
それが
東洋医学の「成功」です。
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