=マニュアル道りで過失はないか=

京都で起きた
「凍結胚紛失事件」

関東地方のテレビ局では
あまりニュースで取り上げられない模様。

(本日、学会でしたがその話題で持ちきり)

関西方面では
テレビ・新聞で大騒ぎのようです。

●病院側は
「マニュアル通りで過失はない」
と説明したそうですが

そもそも
不妊治療クリニックは
マニュアル通りの治療しかしません。

特に培養室の業務は
マニュアル化されています。

それで
「凍結胚紛失」が起こったのだから

●マニュアルに問題があった
●培養士に問題があった

●医師に問題があった
●管理システムに問題があった

いずれにしても
不妊治療クリニック業界にとっては
またかと言う感想だそうです。

(学会に来ていた産科医が話していました)

当院でも紛失や管理ミスの話は
多くの患者さんから聞いております。

裁判や記者会見をしてまで
『 同じように苦しむ人が
 これ以上増えないでほしい 』と

1組の夫婦が
病院に対峙し始めました。

よほど
苦しく悲しく悔しかったのでしょう。

当院にも
過去に不妊治療クリニックで

「受精卵の管理ミス」をされた
夫婦がおります。

先日
「凍結胚紛失事件」の裁判が
京都であるようですと話したところ。

『 私達も当時は裁判をしようかと
 思ったくらいとても悔しかった 』

と話してくれました。

現在
この患者さんは妊娠中

過去に区切りをつけてもらうため
わざとこの話題を出しました。

治療の帰り際には
これから赤ちゃんの肌着を
買いに行くのだと

夫婦ともに笑顔だったので
安心しました。


※ブログ記事を掲載するにあたり
患者さんに了解をいただきました。
  
感謝。

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