前回の記事
2017年、体外受精の調査公表で
※治療件数における出産率を
計算してみましょう
とお話しました。
計算できたでしょうか?
治療件数:44万8000件
出生数 : 5万6617人
◇出産率にすると、12,6%
この数値いかがでしょうか?
※2016年から
公費による助成の年齢制限が開始
(調査対象の年齢は42歳以下)
※体外受精の1回あたり
の費用は、50~60万円になります
もし
何かの病気で手術が必要になり
『成功率は12,6%で
費用は50万円かかります』と言われたら
その病院に
手術をお願いするでしょうか?
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過去の3年間
体外受精調査をまとめました。
【2017年】
治療件数:44万8000件
出生数 : 5万6617人
◇出産率12,6%
【2016年】
治療件数:44万7790件
出生数 : 5万4110人
◇出産率12,1%
【2015年】
治療件数:42万4151件
出生数 : 5万1001人
◇出産率12,0%
以上のように
この3年で
治療件数が、とても増えています。
2万3849件の増加。
しかし
出産率の変化は、ほとんどありません。
『0,6%も増えたじゃないか!』
と言う人達がいます。
そう言う人
そう思っている人は
クリニックの関係者だけです。
不妊症で悩む夫婦には
=ほんの0,6%増=
調査における誤差の範囲で
優位性はありません。
もし、これが
6%の増加だったとしても
出産率は、たった18%でしかありません。
赤ちゃんを望む夫婦は
高額な費用を何度も支払い
薬のつらい副作用にもたえています。
そして
この結果・・・
この出産率では
とても満足できる数値ではありません。
実際
体外受精でうまくいかなかった
=87.4%の=
つらい経験をしてきた
当院の患者さん達に
今回の調査結果を聞いても
●『成功率が低すぎます』
●『費用が高すぎ
もっと安くてもいいんじゃない』
●『体外受精はつらいだけで
かなりお金も使いました』
など
いろいろな意見が聞けました。
読者のみなさん
どう思われましたか?
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