=子授指南書と名医の曲直瀬道三=
今回は
大河ドラマ『麒麟がくる』の時代に
実在した東洋医(鍼医・漢方医)を紹介。
戦国~安土桃山時代にかけて
名医の中でも
「医聖」と呼ばれる医師がいました。
それが
曲直瀬道三(まなせどうざん)です。
彼は
近江国(おうみのくに)出身です。
現在の滋賀県にあたります。
仏門に入り
京都の相国寺で修行後
関東の
足利学校にて
名医と知られていた
田代三喜(たしろさんき)に学びます。
栃木県の人には馴染み深い
足利市にある足利学校です。
足利学校は
関東における最高学府であり
名医が
下野国(しもつけのくに)に
集まっていました。
1546年(天文15年)
京都に戻り医業に専念します。
有名な患者は
●足利義輝
●細川晴元
●三好長慶
●織田信長
●松永久秀
●毛利元就
●正親町天皇
誰もが知る
歴史上の重要人物たち
治療を成功させ
名声を高めた曲直瀬道三は
京都に
啓迪院(けいてきいん)という
医学校を創建して弟子を指導します。
栃木県で医学を学んだ
東洋医(鍼医・漢方医)曲直瀬道三
今後
大河ドラマ『麒麟がくる』にも
登場するかもしれません。
次に
子授指南書の話です。
不妊治療中の読者は
気になる情報だと思います。
戦国時代の世は
男子の跡取りがどうしても必要でした。
●男子が生まれるかどうか
●子沢山で身内をたくさん増やせるか
それが
家を繁栄させる重要な鍵でした。
松永久秀は
子が少なく悩んでいました。
合理主義のため
子宝神社やおまじないに頼らず
曲直瀬道三に相談しました。
そして
治療を受け伝授されたのが
子授指南書
『黄素妙論(こうそみょうろん)』でした。
次回に続く
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