◇栃木県も警報レベルを超えました。
(栃木県保健福祉部:7月11日発表)
◇手足口病は
乳幼児の手足や口の中に
水疱(すいほう)性の発疹が出る病気
重症化すると
●髄膜炎
●脳炎
●心筋炎
●神経原性肺水腫
●急性弛緩性麻痺
になることがあります。
※未来のこどものためにも
今、覚えておきましょう。
また
手足口病は、乳幼児だけでなく
大人にも感染します。
◇大人が手足口病にかかった場合
基本的な症状は同じですが
発疹が水ぶくれ状ではなかったり
出る場所が違ったり
乳幼児と同様に
重症化する例もあります。
※あまり知られていませんが
妊婦が感染すると
流産する可能性があります。
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2019年7月5日
日本産婦人科医会 発表
「手足口病の流行に関して」
妊婦に感染することは稀ですが
こどもさんから罹患する場合も あります
のでご注意ください。
罹患した場合についての
詳細かつ広範な症例の
分析報告はありません。
また、胎児異常との明らかな因果関係を
証明した報告はありません。
稀に流死産症例、胎児水腫などの
報告はありますが、ほとんどの場合
罹患した妊婦さんの症状に応じた治療
をおこない慎重な経過観察だけで
済むものと考えられています。
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つまり
①流産や死産の症例と
胎児水腫などの報告がある。
②胎児異常との
因果関係を証明できない。
③「稀」なので「安心」なのか
「注意」なのか、はっきり言わない。
これだけ全国的に感染拡大している
状況で
●罹患した場合の詳細かつ広範な症例の
分析報告はない。
●妊婦に感染することは
「稀」と言ってしまう。
●流産や死産の症例
胎児水腫などの事実がある。
この状況であれば
しっかりと
注意喚起するべきです。
ましてや
◇手足口病に対して西洋医学には
有効な治療法や治療薬はありません。
だから
◇妊婦が罹患した場合
症状に応じた治療(対症療法)と
経過観察だけ。
◇東洋医学では
手足口病の病名を
温病(うんびょう)と言います。
※西洋医学と東洋医学の病名は違います。
例:糖尿病(西洋医学の病名)
東洋医学では
消渇病(しょうかち)と言います。
本日も
妊婦さんや妊娠する患者さんに
流産予防もかねて
温病の治療をしました。
東洋医学は万全を期す。
ここが違うわけです。
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【 東洋医学の不妊治療を啓蒙のため 】
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