前回の記事
体外受精で他人の赤ちゃんを出産
であるように
体外受精で出産した場合
海外でも日本でも
本心は、みんな不安です。
本当に、自分の子供かと・・・
◇日本で
新聞に大きく取り上げられた
「受精卵 取り違え事件」は
2000年:石川県
2002年:愛知県
2009年:香川県
などがあります。
取り違えで妊娠した女性は
みんな中絶しました。
◇その後
厚生労働大臣がマニュアル整備と
体制の構築というありきたりな
コメントを述べるだけで
法整備もされず
各病院はマニュアル作りに
翻弄されました。
◇胚培養士を認定する
(胚培養士は、国家資格ではなく
下記の学会が認定する任意の職業)
●日本卵子学会
●日本臨床エンブリオロジスト学会
では
「受精卵取り違えガイドライン」を作成
再発防止に努めています。
◇ただ
体外受精のラボラトリー内は
夫婦から直接
目に見えない場所で行われるため
何かあっても
夫婦には、いっさいわかりません。
◇ニュース記事のように
人種が違うのであれば
出産後すぐに気が付くでしょうが
同じ日本人の
「受精卵 取り違え」の場合
気づかないかもしれません。
◇体外受精で出産した場合
対応は
大きく3つに分かれると思います。
①病院を信用しているから大丈夫
②特に何も考えないまま一生過ごす
③DNA鑑定で安心したい
どの選択でも自由です。
ただ
このブログを読んでいる
不妊治療に真剣な御夫婦には
このようなことが
世の中に起きているという事実を
知っていて欲しいから
記事にしました。
最後に
◇当院で治療しながら
体外受精を受けて妊娠後
約3割の夫婦は
DNA検査を希望しております。
我が子のために
夫婦にとって
何が
『 安心 』で『 安全 』なのかを考える
機会にしてもらえたらと思います。
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【 東洋医学の不妊治療を啓蒙のため 】
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