=胚盤胞で流産が多い理由=

ここ何年か多い事例として
胚盤胞のグレードが高いAAやBAを
移植して

妊娠は出来たが
●心音が確認できなかった
●心音確認後に流産した

その辛い経験を2度ならず3度もして
来院する夫婦が増えております。

胚盤胞の経験があると
わかると思いますが

◇病院では
胚盤胞をグレード別に評価して
妊娠率を公表する所もあります。


◇胚盤胞のグレードと妊娠率


【 妊娠率 】 
AA:52.9%
AB:35%

BA:48.6%
BB:29.6%



【 妊娠継続率 】 
AA:40.8%
AB:26.7%

BA:37.6%
BB:21.4%

◇例えば、1番良い胚盤胞
グレードAAを移植した場合
●妊娠率:52.9%
●妊娠継続率:40.8%

これを
実際に見てみると

◇100組のグレードAAを
移植した夫婦がいたら

53人が妊娠できる
(47人は妊娠できない)

その妊娠できた53人の中で
32人が流産をする。

21人の妊娠継続を確認。
(出産ではないので注意)

※病院のホームページには
グレード別の出産率が見当たりません。

【 結果 】
100組のグレードAAを移植した
夫婦がいた場合

妊娠の継続を確認できたのが
21人ということになります。

(79人がうまくいかなかった状態)

◇1番良い胚盤胞の
グレードAAを移植しても
20%の妊娠継続率。


他の低いグレード胚盤胞は
さらに妊娠継続率が悪いでしょう。

=なぜ、胚盤胞で流産が多いのか=

①病院では、生命を正確に判断できない。

●病院が、1番良いと評価した胚盤胞が
 出産まで成長できるのが20%程度

②母体の状態が良くない。

●擬似ホルモンで作った母体では
 出産まで赤ちゃんを育てられない

③精子と卵子の質に問題。

●卵子は薬で増やし成熟させたもの
 精子は培養士が選んだもの
(遺伝子レベルの評価もしていない)

など
知って欲しい内容はたくさんありますが

長くなりましたので

ひと言(赤ちゃんのために)

当院では、移植後に母体改善と妊娠の維持
赤ちゃんの成長を助ける治療をすることに
より無事に出産できる事例が多くあります。

体外受精や顕微授精での赤ちゃんは
早産や低体重児が多い中

当院で治療をしながら
出産を迎えた赤ちゃんは平均3382gです。

流産しそうなので何とかしてくださいと
言われても手遅れ。


妊娠初期の来院を・・・
採卵前の鍼灸治療をおすすめします。

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