=評価をいただきました=

12月1日(日)は学会でした
その時のおみやげ話です。

前回の記事
子宮だけで妊娠する功罪 を読んだ

臨床歴が60年ある
大御所鍼灸師の先生に

『とても良かったですよ
最近は、西洋医学に迎合して
気概がない先生が多い

東洋医学者としての
自覚がなく、自立性も持っていない。

移植をした後に妊娠率を上げる
というのを謳い文句にした

下請け企業に
成り下がっている鍼灸院が多い中

君のように東洋医学だけで
不孕を論治している先生は

貴重ですから
これからも修練してください』 と

お忙しいのに
声をかけていただきました。

また
先輩鍼灸師の先生からは

『子宮だけで妊娠させるのは
 罪が深いと思うよ。

体外受精で流産する人
最近、特に多いからね

うちにもよく来るもん
やっぱり無理があるんだよ』

と同感していただき

さらりと
「ブログ読んでるよ」の
アピールもいただきました。

他方
産婦人科医で

以前に鍼を教えた先生には
『痛いところ突いてきますね』と言われたり

よく話す
不妊クリニックの先生には
『論点が違いますから』と言われ

結構、面白い1日でした。

あと
気になった話題は

唯でさえ
産婦人科医が不足している状況で

どうやら若い医師達は
出産を嫌って

不妊クリニックに
流れているようです。

お産は、24時間365日
いつ起こるかわかりません。

夜勤も必ずあり休日も呼び出され
緊急手術もあります。

不妊治療と違い
決して失敗は許されません。

しかし

給料は
不妊クリニックの方が
断然良いと聞きました。

産科に行くのは、志が高いか
よっぽどの変わり者だそうです。

昔から
『医は仁術なり』といいましたが

その言葉は、すでに無く

現在
「医は算術」と成り果てました。

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