=体外受精の着床前検査「異常7割」=

あまりにも
知らない人が多かったので

平成31年3月23日
東洋経済オンラインより

今の体外受精は
見た目や発育状況から
子宮に戻す胚を選んでいる。

しかし、奇形やダウン症などの
染色体異常は見た目ではわからない。

そこで始まったのが
胚から一部の細胞を採取し、染色体を調べて
異常があるものは子宮に戻さない。

そのための検査が
着床前検査。

不妊・不育症への有用性を調べるとして
臨床試験を開始した。

約2年の月日をかけ
結果が大体見えた2018年末の暫定値発表は
衝撃的としか言いようがないものだった。

臨床試験は、学会に認定された
実績あるクリニック4カ所で得られた結果。

見た目はよいと判断された胚が調べられたが
染色体本数が正常だった胚は
たった3割しかなかった。

日本では今、胚を子宮に戻す
胚移植が年間25万件以上も
行われているが


その多くが
染色体異常の胚を戻している
事実がわかった。

 
今回の臨床試験は35歳から42歳という
年齢の高い女性を対象にしたので
正常胚が少なかったのだろう。

とはいえ
体外受精の多くがこの年齢層。

検査を受けた40代女性は
「結果を見たとき、自分の卵子では
妊娠は難しいのだと感じて諦めがつきました

これ以上、頑張らなくていい。
終わっていいぞと背中を押してもらった」
と気持ちを話しました。

治療をやめた後
養子縁組について話を聞きに行ったりしたが
家族とよく話し合い
夫と愛犬との暮らしをずっと続けていくつもり
と話した。

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