前回
こどもの数が減っている!
という記事を書きました。
さらに掘り下げますと
こどもの数は
毎年15万人規模で
減り続けています。
何の対策もしなければ
これからも
こどもは減り続けます。
◇近年のデータでは
【こどもの数の推移(15歳未満人口)】
●2010年(平成 22年):1684万人
●2015年(平成 27年):1595万人
減少:-89万人(-17.8万人/年)
●2018年(平成 30年):1552万人
減少:-43万人(-14.3万人/年)
●2019年(平成 31年):1533万人
減少:-19万人
こどもが増えない原因として
社会情勢などいろいろありますが
不妊治療に目を向けますと
病院の西洋医学は努力しています。
「体外受精で18人に1人誕生
2016年最多更新」
※2018年9月13日
日本経済新聞より
2016年に体外受精で
5万4110人の子どもが生まれたと
日本産科婦人科学会が発表しました。
2015年に比べて
3109人増えたといいます。
しかし
問題はここからです。
学会によると
2016年は
体外受精件数過去最多の
44万7790件の体外受精が行われ
5万4110人の子が生まれたといいます。
これを考えると
登録施設603病院で
体外受精を行った結果
◇1病院あたり年間90人の
子どもが生まれた計算になります。
◇1病院で、1カ月あたり
7.5人の方が妊娠している
計算になります。
そして
◇体外受精の成功率は、8.28%です。
確かに、子どもが生まれた数は
増えていますが
体外受精の件数も増えています。
1年間で2万3639件も増加。
※2015年の
体外受精件数は、42万4151件
5万1001人の子が生まれた。
しかも
2015年の成功率は、8.32%
2016年の成功率は、8.28%
前年比では
成功率が下がっております。
結果的に
◇成功率は、約8%で変化なし。
努力はしていると思いますが
失敗率が高すぎる。
=失敗率92%=
治療費1回50万円以上の
高額な請求をするわけですから
病院の西洋医学には
もっと頑張って欲しいものです。
この成功率で、この高額な請求。
もっと
安くてもいいのではないでしょうか。
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